収益性不動産の取得と管理は、不労所得と事業所得を、両方兼ね備えている。今後の事業の勉強にはとても良い経験となる道場です。

不動産

収益性不動産の取得と管理は、不労所得と事業所得を、両方兼ね備えています。今後の事業の勉強にはとても良い経験となる道場となります。

収益不動産は、不労所得とくくられている記載も多いですが、実際のところ、何もしなくて良いことは全くなく、本当に不労であれば、苦労はしません。現実的には、勤労所得は、時間売りの労働であるのに対し、収益不動産は、サブスクの設定をしているようなもので、収益がまわりだしたら、あとはリスクを考えて見守る程度にします。そのオンとオフのスイッチの変換を迅速に動き、必要な状況になれば可能な限り早期に次のステップへ移す行動をするのです。

空室の管理は、管理会社に任せている方、自分で全て実施している方、半々の方、その他、TPOに合わせて判断している方、色々といらっしゃいます。

全て正解ではありますが、利益を優先する場合と時間を優先する場合、労働を極力減らしたい事を優先にする場合、と様々です。その中で心に決めている『行動する物差し』をいつも入れていて、状況に合わせて使い分けることをしています。

利益を優先する場合

最初のスタート時は、出費も多いので、この場合が多いです。

出来るだけ抑えて利益を優先する事を考えてしまうと思います。1件のみの空室対応であれば、管理会社に全てを任せるのではなく、一度可能な限り自分で対処してみましょう。それは今後の自分のためで、勉強と思って行動するのです。

そうすると、

1、管理会社のお金の動きが理解出来る。

2,時間の価値観を理解出来る。

3、その他の選択枝を見つける事が出来る。

時間を優先する場合

もし、2件以上の空室が重なってしまった場合は、利益を最優先するのではなく時間を優先した方が賢明と思います。ご存じの通り、1日1日と収益できるであろう機会損失が毎日発生してしまいますので、2件以上の空室が発生してしまったのであれば、時間短縮を優先して早期に進めましょう。

1、1件の空室修繕は自分で対処するか、ポイントを絞ってその部分の修繕のみの修繕を自分で対処する。

2、単価の高い自分で出来る部分のみを対処し、その他、単価の低い修繕は、外部企業に依頼して直す。

3、1日でも早く進めたい場合は、迷わず管理会社にお願いする。

管理会社にお願いすると、本来2社、3社の外部企業に修繕をお願いしなければならない調整も全て対処して頂けますので、その調整がかなりたいへんです。スピードを大切にする場合は、時間を購入すると理解して進めましょう。もちろん、割高にはなりますが、時間の購入と理解しましょう。

労働を極力減らしたい事を優先

ある程度の年齢で、足腰が心配になっている場合、無理をしてケガなどしたり、さらに悪化してしまう場合があるのは避けたいところ。その場合は、現在の管理会社によるかもしれません。

管理会社側がオーナー寄りの場合とカモにされている場合と2通り実際には存在します。

オーナー側の事を考えて協力的な管理会社であれば、そのままお願いするのが一番良いと思います。

もし、いつも少々不満があるような状況、改善の提案もしないし、高価な請求をするばかりで、出費は全てこちら側という感じと思ったら、可能な限り、町の工事業者に直接お願いしてみる事、見積もりを一度してみる事が経験上良いと思います。

その経験で、実際の相場感や、可能性が一つ広がっていきますので、選択枝としても増やせる事になります。これは、なんでもそうですが、リスクが発生した時に、自分が選択できる手段を多く持っている方が、有利であることは間違いありません。

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重要ポイント

今後の事を考えて、マルチにお願いできる自分のための外部会社を見つけましょう。

大手の会社ではなく、個人で実施している個人事業の方が多いと思いますが、単価も割安で実施してくださり、いつもお願いできるようにしていると、リフォーム業者側も見積もりを出して、結局仕事を得られない無駄な労働と時間を排除出来るので、とても喜ばれます。

そのWin-Winの関係を作る事が出来れば、その後の依頼がとても楽になりますのでおすすめです。

迷う事も勉強ですが、決断も勉強です。自分の可能性を広げるためにも、一歩前進してトライをしていきましょう。

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